| 対象 | 厚生省DIC診断基準に基づきDICと診断された(DICの基礎疾患が造血器悪性腫瘍あるいは感染症の)入院患者 | ||||||
| 投与量・投与方法 |
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| 投与期間 | 6日間 | ||||||
| 主要評価項目 | DIC離脱率(非劣性の検証) | ||||||
| 副次的評価項目 | 出血症状の経過、転帰、凝血学的検査値改善度 等 | ||||||
| 評価・観察期間 |
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| 症例数 | 総投与症例:232例 | ||||||
| 評価対象症例 | DIC離脱率:224例、出血症状の経過及び転帰:227例 凝血学的検査値改善度:208例、安全性:231例 |
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1. 主要評価項目
DIC離脱率
造血器悪性腫瘍、感染症の両者を併合した解析の結果、DIC離脱率において、ヘパリン群に対する非劣性が検証された。
2. 副次的評価項目
(1)出血症状の経過
出血症状の消失率はリコモジュリン群で35.2%であった。
基礎疾患別に解析すると消失率は、造血器悪性腫瘍では32.6%、感染症では37.8%であった。出血症状の消失率(7日目)
出血症状の経過(7日目)
(2)28日目転帰
リコモジュリン群の投与開始後28日目の死亡率は、造血器悪性腫瘍では17.2%(11/64例)であり、感染症では28.0%(14/50例)であった。なお、投与開始後7日目までの期間の死亡例は、造血器悪性腫瘍では2例、感染症では5例であった。
(3)凝血学的検査値に対する効果
凝血学的検査値(TAT、Dダイマー、プロテインC、ATIII、PAI-1)は、リコモジュリン投与後改善する方向へ変動した。
1. 出血症状に関連する有害事象
リコモジュリン群の出血症状に関連する有害事象の発現率(7日目)は43.1%であった。 投与群 発現症例数(%) Fisherの正確検定p値(両側) リコモジュリン群(n=116) 50(43.1%) 0.0487 ヘパリン群(n=115) 65(56.5%) 2. 副作用
リコモジュリン群の副作用発現率は23.3%であった。
主な副作用 リコモジュリン群(n=116) ヘパリン群(n=115) 発現症例数(%) 27(23.3%)注) 29(25.2%)注) カテーテル留置部位出血 7(6.0%) 7(6.1%) 血清AST(GOT)上昇 7(6.0%) 4(3.5%) 血清ALT(GPT)上昇 6(5.2%) 4(3.5%) 紫斑(病) 4(3.4%) 6(5.2%) 貧血 1(0.9%) 6(5.2%) 注)p=0.7605( Fisherの正確検定)
副作用項目 リコモジュリン群
(n=116)ヘパリン群
(n=115)例数 (%) 例数 (%) 出血障害 血尿 3 2.6 4 3.5 口内出血 4 3.4 3 2.6 気道出血 - - 1 0.9 紫斑(病) 4 3.4 6 5.2 脳出血 - - 1 0.9 肺出血 1 0.9 - - 鼻出血 1 0.9 2 1.7 メレナ 1 0.9 1 0.9 皮下出血 - - 1 0.9 筋肉内出血 - - 1 0.9 頭蓋内出血 - - 1 0.9 血腫 1 0.9 3 2.6 カテーテル留置部位出血 7 6.0 7 6.1 血管穿刺部位出血 2 1.7 4 3.5 骨髄穿刺部位出血 - - 1 0.9 皮膚・皮膚付属器障害 紅斑性発疹 - - 1 0.9 発疹 1 0.9 1 0.9 中枢・末梢神経系障害 痙攣 - - 2 1.7 昏迷 - - 2 1.7 ニューロパシー - - 1 0.9 消化管障害 胃潰瘍 1 0.9 - - しゃっくり - - 1 0.9 肝臓・胆管系障害 AG比異常 - - 1 0.9 黄疸 1 0.9 1 0.9 血清GOT上昇 7 6.0 4 3.5 血清GPT上昇 6 5.2 4 3.5 ビリルビン血症 1 0.9 1 0.9 代謝・栄養障害 アルカリフォスファターゼ上昇 1 0.9 5 4.3 LDH上昇 - - 4 3.5 高コレステロール血症 1 0.9 - - 低カリウム血症 1 0.9 - - 低クロール血症 1 0.9 - - 低血糖 - - 1 0.9 低コレステロール血症 1 0.9 - - 低蛋白血症 - - 2 1.7 低ナトリウム血症 - - 1 0.9 糖尿 1 0.9 - - 低アルブミン血症 - - 2 1.7 コリンエステラーゼ低下 1 0.9 - - 血中尿酸低下 1 0.9 - - 高トリグリセライド血症 2 1.7 2 1.7 心・血管障害(一般) 低血圧 - - 1 0.9 血管(心臓外)障害 血管炎 - - 1 0.9 血栓(症) - - 1 0.9 脳血管障害 - - 1 0.9 呼吸器系障害 呼吸困難 2 1.7 1 0.9 赤血球障害 貧血 1 0.9 6 5.2 血小板・出血凝血障害 播種性血管内凝固症候群 - - 1 0.9 泌尿器系障害 NPN上昇 - - 1 0.9 腎機能異常 . - 1 0.9 蛋白尿 3 2.6 - - 尿円柱 1 0.9 - - BUN上昇 - - 1 0.9 無尿 - - 1 0.9 尿素低下 - - 1 0.9 尿潜血陽性 4 3.4 1 0.9 尿沈渣赤血球 5 4.3 1 0.9 尿沈渣白血球 1 0.9 - - 一般的全身障害 胸痛 1 0.9 - - 疼痛 . - 1 0.9 発熱 - - 1 0.9 浮腫 1 0.9 - - 注)医薬品副作用用語集1996に準じて分類した。